【凍眠生酒】下鴨茶寮が織りなす最高級のペアリング | 「温故知新」で挑む新時代の和食文化
2023年10月8日(日)、下鴨茶寮様が銀座に構える店舗「のまえ」にて凍眠生酒とペアリングフードのイベントを実施させて頂きました。2部制でお客様をお迎えし、1部目は業界関係者様、2部目は下鴨茶寮様のお得意様に振る舞います。
目次
解凍しながら飲み比べ?!
1本のボトルで3つの味わいを楽しむ
日本酒は温度や時間経過などで味わいが変化しますが、凍眠生酒でもその特性を味わうことが出来ます。凍眠で冷凍すると分離・離水が非常に少ないことが特徴ですが、それは日本酒にもいえることです。ですから、解凍しながら飲むことが出来る上、温度帯としても冷酒よりも更に冷たい「超冷酒」。超冷酒と言う新ジャンルとしての「新規性」だけでなく、テクニカンでは新たな飲み方も提案しています。解凍のタイミングで味わいの変化を楽しむ、と言うことです。イベントではグラスを3つ用意し、解凍開始からそれぞれ4分置きに同じ銘柄(南部美人)を飲み比べ。味わいの変化に舌鼓を打っていただきます。(味わいの変化の感じ方には個人差があります)
お客様の感想
解凍後4分
まず解凍後4分の溶かし始めの味わいのレビューを頂きます。感想を聞かせて頂いたのは株式会社キイストンの武田あかね様。凍眠生酒の飲み比べは初めてと言う事で「解凍すると薄まってくるのかな、と思ったら全然、上澄みとかではなくて南部美人そのままの味」とのご評価です。
解凍後8分
解凍を始めて8分が経過、2度目のサーブです。今回コメントを頂くのは”凍眠ちゃんねる“にもご出演頂いているあおい有紀様(写真右側)。「一口目頂いたときは雪解け水を飲んでいるような喉どごしの良さを感じたが、2回目、時間と温度が上がったことによってより酸味が広がってふくよかな味わいに感じる」と変化をご体感頂いたご様子です。
解凍後12分
12分が経過し、可不可KAFUKA TOKYOのオーナー、宮下様にもコメントを頂きます。「現在、ワイングラスに冷酒を入れて提供をしている。レストランを運営している立場として、これまで[常温][冷酒][お燗]と言う提供の仕方しかないが、凍眠生酒のような形で定着すると面白いと思った」との旨のご評価を頂いた上で、「1つのお酒で3つの味わいになるため、それぞれに合わせる食事も厳密にいうと変わるのではないか」と言う料理の提供側としての貴重なご意見を頂きました。
下鴨茶寮 取締役 野口様へのインタビュー
Q1. 凍眠生酒をお取り扱い頂いた経緯は?
もともと伝統的な料理だけでなく、お料理をより現代的に美味しくお召し上がりいただくために色々なものをお客様にご用意しております。もちろん日本酒、ワイン、色々な飲料をご用意差し上げておりますが、その中でも「凍眠生酒」の、新しい日本酒の可能を感じて、より喜んで頂けると言う事で導入を決めさせて頂きました。
Q2. お客様の反応は?
やはり日本酒と言えば一般的な飲み方のみで認識されているお客様が多いということもあります。これだけ希少性の高いお酒、生酒を冷凍で出来立てを美味しく楽しんで頂くという環境があることに驚かれるお客様様が多いですね。
Q3. 下鴨茶寮として今後、どのように凍眠生酒をサーブされたいか?
やはり「希少性」だと思うんです。それから新しい楽しみ方と言う「価値訴求」と言う問題もあると思います。こういったところをお客様目線でより楽しんで頂けるようなサービス方法と言うのは、今始まったばかり。これから私たちも手法を開発しながら提供方法を考えていきたいと思います。
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下鴨茶寮様について
創業安政三年(1856年)、京都で創業した歴史と伝統ある懐石料理店です。京都ならでは独自の文化や美しさ、おもてなしをお料理、サービス、空間で体現しています。詳しくは下鴨茶寮様のWebサイトをご覧ください。
https://www.shimogamosaryo.co.jp/
お求めはTOMIN FROZENで
凍眠生酒はTOMIN FROZENの店舗、もしくはECサイトで販売をしております。詳しくはこちらのオンラインストアをご覧ください。
https://tominfoods.base.shop/categories/4015629