グランピング施設で凍眠を用いた調理オペレーション
今回お伺いさせて頂いたのは、クスクスグランピング真鶴様です。こちらの施設ではご自身たちでお料理を作り、提供していらっしゃいます。そのこだわりのお料理を、TM-01αを用いて凍結することで、調理の効率化だけでなく、お料理の提供オペレーションも非常に効率的にできているとのことで、早速、お伺いしましょう!
クスクスグランピング真鶴 様
最大で30名が宿泊できるというこちらの施設はご親族で運営されており、とても温かみのある雰囲気です。そんな素敵な体験に彩りを与えるこだわりの手作り料理を見ていきます。
目次
ミートソースの作り置き+凍眠保管
まずは、朝食用のホットサンドで使用するミートソースを冷凍します。調理後に粗熱をとってから凍結するというオペレーションです。袋には入るだけミートソースを入れて、それをパックしたら平らにして冷凍するとの事。こうすることで、凍結が効率的に行えますね!
凍眠ミニで冷凍します
10分ほどで凍結が完了しました。凍らせたものは液をふき取って、そのまま冷凍庫に移して保管します。
凍ったミートソースがこちら
袋詰めして凍眠にいれるだけなので使い方も簡単です
必要な分だけパキッと折って使用します
薄く延ばして冷凍すると、以外と簡単にパキッと折れます。必要分を取ったら、あとはまた冷凍庫に保管するだけなので、逐一全解凍する必要が無く、使い勝手が良いですね!
凍眠ミニを導入したメリット
藤田様からのフィードバック
連休前など、予約状況に合わせて仕込みをすると仰る藤田様。「まとめて仕込んで、少量ずつ使う」というオペレーションを組んでいらっしゃるクスクスグランピング真鶴様におて、凍眠のメリットとしては以下の点があげられるとの事です。
①誰が提供しても同じクオリティになる
1回ごとに仕込むと味のばらつきが出る可能性があるため、まとめて作っている。それを予約状況に合わせて解凍するだけなので、誰がオペレーションをしても同じ味わいで提供できる。
②急なオーダーにも対応できる
低温調理のお肉や煮込み料理など、作るのに時間がかかるお料理も凍眠しておけば、提供時間から逆算して解凍オペレーションを組むだけ。そのため急なオーダーにも対応可能。結果、省人化にも繋がり、延いては朝食の提供時はワンオペでも回せるとの事です。
実際に宿泊されているお客様にもお料理の感想を伺ったところ、美味しそうに舌鼓を打ち、大変満足されておりました。経営における「お料理」のプライオリティの高さ、こだわりを感じることのできた取材でした。