【お蕎麦】半茹でにして凍眠で急速冷凍 |風味をそのままに長期保管&物販
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今回紹介させていただくのは、山梨県でお蕎麦の冷凍を目的に凍眠をご導入いただきました「やまさと」様です。
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やまさと
山中湖畔の美しい自然の中に佇む古民家でお蕎麦屋さんを営まれています。会津蕎麦の中でも特に品質の良い雄国蕎麦を契約栽培で調達し、こだわり抜いたお蕎麦を打っていらっしゃいます。
目次
凍眠導入のきっかけ
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お蕎麦の『挽き立て・打ち立て・茹でたて』の味わいをそのままキープし、『時間を止められないか』と考えられたそう。そこで、こだわりの三立ての味わいをそのままに冷凍保管できる急速冷凍機ということで、凍眠をご導入いただきました。
通常の冷凍との違い
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エアーブラスト式の冷凍を試した際、どうしても麺が脆くなってしまうとの事。エアーブラスト式は使い勝手もよく、利便性の高い素晴らしい冷凍手法ですが、香りが飛んでしまいやすいという悩みもあったそうです。
その点、凍眠はパックして冷凍するため香りが残りやすいだけでなく、リキッドパワーで非常に素早く冷凍できるため、食感の良さにも定評があります。やまさと様は、凍結品質にも大変満足して頂いていますが、戦略的に「半茹で」にしてから凍眠で冷凍しているとの事です。
なぜ半茹でで冷凍するのか?
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出口戦略を考えて半茹でに
やまさと様曰く、「半茹でにすることで、冷凍状態でも強度が保てるため、衝撃に強くなる」との事です。物販となると物流網にのせることが想定されますが、その際に耐衝撃性が高まるというのは非常に魅力出来ですね。
また、家庭で解凍する際も時短になるんだとか。物販による販路拡大を狙っていく中では、解凍の簡便性は商材の魅力を高める上で非常に重要なファクターと言えます。また、ただ単に茹でるのではなく、どれくらいの時間茹でるのか、その後、どのようにあら熱を取ってパック・冷凍するのか。
実はこの工程の良し悪しも解凍後の仕上がりに差がつくポイントです。茹でずに「生蕎麦」のまま冷凍にして海外に輸出されるクライアント様もいらっしゃる中、あえて茹でる。
やまさと様は出口戦略も加味した製造工程で、「三立て」の美味しさを再現されています。